本日2023年6月15日
川口市議会6月定例会の1日目の一般質問が終わりました。
(私の出番はまだまだ先になりそうです。)
誰にでもわかりやすい情報発信ということでまずは一般質問とはなにか?
ということから説明したいと思います
一般質問とは定例会で、議員が執行機関(ここでなら川口市政なので市役所)に対して行政全般について見解を質す(質問して確かめる)ものです。
つまり行政全体についての疑問点などを問うことができます。
他の自治体ではこんな面白い取り組みをしてるけど本市で今後同様の取り組みはあるの?
こんな困った声を市民の方々からたくさん聴いているけど市としてはどう考えていますか?
などなど、質問は多岐にわたります。
一般質問で執行機関の姿勢や責任を明らかにすることで政策の変更や新しい政策の実現につなげることができます😊
地域への影響、市民感覚からの疑問、費用対効果、ほかの自治体との比較、
さまざまな議員がさまざま観点から行政に質問をぶつけます。
一般質問は聞いていると最新の事例、今注目されている地域の課題、各政党の色、議員の個性、市役所各課の答弁の違いなど、いろいろなことが分かってかなり面白いです👌
あと一般質問は各自治体によってだいぶやり方が異なるようです。
毎回全員の議員が短い時間だけど質問できる場合や会派に時間が割り当てられてそれを会派内で分けて使う場合や、川口のように1人45分割り当てられ、2会期に1回くらいのペースで一気にまとめて質問するパータンなどなど...
一体どのやり方がベストなのかまだ分かりませんが、各自治体個性があり興味深いです。👀
ちなみにやり方としては一括質問、一括回答式と一問一答方式があります。
川口市は併用しているようです。今回は両方のやり方が聞けて良かったです。
私の感想としては質問する側としては一括質問、一括回答が楽だけど、聞いている側としては一問一答方式が分かりやすいと感じました。
ちなみに『公務員の議会答弁言い換えフレーズ』という本が面白かったので内容をいくつか紹介します。
これは自治体の管理職向けにどう議会答弁するのが良いかが書かれてある本です。
例をいくつか紹介すると、、、
当面は実施予定のないことを提案されたとき
×今後実施するかわかりません。
〇今後、研究してまいります。
すぐに実施できないことを提案されたとき
×時期尚早です
〇現段階では課題があると認識しております。
優先度の低い事業を提案されたとき
×その事業より他にやるべき事業がります
〇財政状況が厳しい中、実施は困難です。
などなど、なんだかどの部長もこの本を読んでいるのだろうかと思うほど
今日の一般質問でよく聞くフレーズだった。
ちなみに「検討します」は実施する可能がある前向きな答弁で、実施可能性の低いものに対して担当課長が安易に使っていいものではないらしい。
また、結構闇深いことも書かれていて、
野党議員やどの会派にも属さない議員には強く否定しましょう
やどの表現で答弁するかは、議員の立場によって変えましょうなど。。。。😢😢
あともう一つは、実施予定の事業について質問される場合、
議員の質問は議員の成果に結びつくため
(実際行政内部で質問される前から検討を続けていたことでも通常は質問した議員成果と判断される)、
新人や野党議員に聞かれても実施するとは答えずに、与党やベテランの議員の質問に対して実施しますは使いましょうということだ。😥
そもそも地方議会に与党野党は関係ないし、人によって答弁変えるのってどうなの。。。?
と心でツッコミをいれながら、川口市はそうじゃないよね?なんて思ったり。
この本についてはもっと記述したい点があるけど、今日はこの辺で✋
議員の話が長くて帰りたい場合など面白いことも書かれているのでぜひ読んでみてください。
明日も議会!気合を入れていきます😎😎
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