『地方自治の基礎』(2017)という本をパラパラと読んでいる。
面白い部分があったので紹介したい。議員の性質を分類しているページだ。
■地方議員の性質分類
地方議員の性質を分類している。
短所なども書いてあったが簡単にまとめるとこんな感じだった。
① 名士型地方議員:地域の有力者がなる名誉職としての地方議員。Ex.地元の名士など
② 政策型地方議員:地域のグランドデザイナー、地域社会の未来をデザインしていく。
③ 実務型議員:行政職や専門職を経験した地方議員、特定の領域に専門知識をもつ。
④ 政治主導型議員:政党や政治団体に所属し、政党の政策実現に向けて行動する。
⑤ 政策代弁者型議員:住民要望を拾い集める地域の世話人。
これらの性質を議員は一つ二つ持ち合わせているという。
私は個人的には②~⑤すべての役割を担っていく議員になりたいと思っている。
ただ、現代においてはこの分類に当てはまらない議員もいる気がしている。
改訂版があるかどうかわからないけど、私が付け加えるとしたら
⑥ 有名人型議員:ユーチューバー、アイドルなどがなるインフルエンサー(世間や人の思考・行動に大きな影響を与える人物)としての地方議員 だと思う。
今回の統一地方選挙を見ていても有名人の参入は多かった。港区議会の元ニコ生配信者の新藤かなさんの存在やさいたま市の元グラビアアイドル永井里奈さんの存在などは印象的だったのではないだろうか。
今後も議員の性質の多様性は上記の形では分類が難しくなるほど進んでいくと思う。地域社会が多様化している分、地方議会多様な性質をもつ人が集まるのは望ましいことなのだと思う。
皆さんは今後どのような議員が増えていくと考えますか?
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4年前までは維新から市議になる人は、少年スポーツ団の世話役が多かったのですが、今回は子育て中の人が多く、結果的に若年化しました。